セミの羽化観察会
夕方、江津湖でセミの幼虫が地面を這っているところを発見。
さっそく家に持って帰り、セミの羽化観察会の始まりです。
小さい網戸を外して部屋に立てかけ、つかまらせましたが、どうも居心地が悪いみたいで、落ち着きません。
小さい枝につかまらせたら、安心したみたいで、すぐに動かなくなりました。
すると、間もなく背中が割れ始め、羽化が始まりました。
割れ目がどんどん大きくなります。
間もなく、頭が出てきました。
だんだん体の部分も出てきましたが、なんか落っこちてしまいそうで心配です。
家族が交代で、落ちてもいいように手を添えて見守ります。
ついに全身が出てきました。
羽に体液を送り込んで、徐々に羽がのびてきます。
このとき、のびていく羽がぶつからないようにしないと、羽が変形してしまいます。
1時間以上、手を添えていましたが、彼女(メスでした)も頑張って落ちてはきません。
白くてきれいなセミが現れました。
このあと、徐々に体や羽に色がついてきます。
朝には、立派なアブラゼミになっていました。
6年間の地中生活のあとの、最後の2〜3週間を過ごすために、すごい変身をするんですね。
もちろん、朝には逃がしてあげました。
元気でね
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