セミの羽化観察会

タービンタービン

2008年08月12日 01:30

夕方、江津湖でセミの幼虫が地面を這っているところを発見。

さっそく家に持って帰り、セミの羽化観察会の始まりです。

小さい網戸を外して部屋に立てかけ、つかまらせましたが、どうも居心地が悪いみたいで、落ち着きません。

小さい枝につかまらせたら、安心したみたいで、すぐに動かなくなりました。

すると、間もなく背中が割れ始め、羽化が始まりました。



割れ目がどんどん大きくなります。



間もなく、頭が出てきました。



だんだん体の部分も出てきましたが、なんか落っこちてしまいそうで心配です。



家族が交代で、落ちてもいいように手を添えて見守ります。

ついに全身が出てきました。



羽に体液を送り込んで、徐々に羽がのびてきます。

このとき、のびていく羽がぶつからないようにしないと、羽が変形してしまいます。

1時間以上、手を添えていましたが、彼女(メスでした)も頑張って落ちてはきません。



白くてきれいなセミが現れました。



このあと、徐々に体や羽に色がついてきます。



朝には、立派なアブラゼミになっていました。

6年間の地中生活のあとの、最後の2〜3週間を過ごすために、すごい変身をするんですね。

もちろん、朝には逃がしてあげました。



元気でね

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