雉も鳴かずば、、、

タービンタービン

2012年04月17日 06:18

にぎやかな桜の季節も過ぎて、あの暑すぎる夏への不安が頭を横切るくらいのいい陽気です。

この季節、野山に行くと雉(キジ)の鳴き声がよく聞こえてきます。

雉の鳴き声といえば「ケーン」とよく表現されますが、実際に聞かないとよくわからないですよね。

声質はニワトリに似ています。ニワトリが短く鋭く鳴いてるって感じです。よく通る声です。

雉は丘の上とか野原の開けたところで鳴いているので、よく目を凝らすと見つかることがあります。

少々遠くても、オスの黒い体は結構目立つのです。

先日も蕨(わらび)狩りに行くと、雉が鳴いています。

肉眼では「あの黒いのが雉かな~」というくらいですが、、、



カメラの望遠(といっても250mm)で撮ってみると、

やっぱり雉でした。きれいな鳥です。





なんと飛んでくれましたし、奥さん(彼女?)まで見せてくれました。



西原村の村鳥、阿蘇市の市鳥、そしてなんと日本の国鳥なんですよね。

でも国のシンボルである国鳥を狩猟出来るのは、日本だけらしいです。

名誉はあげるけど、ご褒美は無しってことですかね。

そして雉に関する言葉で有名なのは、「雉も鳴かずば撃たれまい」でしょうか。

「鳴いたりせずに隠れていればいいものを、、」みたいな、ちょっとネガティブな格言ですねえ。

目立つところに出て、あんなに堂々と鳴いてる姿を見ると、

「撃つなら撃ってみやがれ、鉄砲が怖くて雉がやってられるか!」

みたいに誇り高く見えるのですが

ちょっと入れ込みすぎでしょうか。

では私もちょっと鳴いてみます。

「原発反対!」


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