2008年08月08日
かぶせものが外れて、、その2
かぶせものが外れてしまったとき、の続きです。
ご存知のように、歯の頭の部分にはエナメル質があります。
エナメル質は体の構成部品(?)の中では、最強のもので、
歯を守るヘルメットのような役割だといえます。
家にたとえると、屋根や外壁のようなものですね。
しかし虫歯を治療して、歯にかぶせものや埋めものをするということは、
残念ながら、エナメル質を削り金属などに換える治療です。
と言うことは、かぶせものが外れている状態は、屋根がなくなった家のようなものです。

放って置くと、露出した象牙質では急速に虫歯が進んでしまいます。
神経がある歯は、しみたり痛くなってきます。
神経がない歯(神経を取ってある歯)は、外れても症状がないときが多いのですが、
痛くなくても虫歯はどんどん進みます。
まだ使える歯でも、長く放って置くと抜歯しなくてはならない場合もあります。
さらに、隣の歯が倒れてきたりして、全体のかみ合わせに悪い影響を及ぼすことにもなります。
もし、外れた金属冠などがある場合は、持参されるといいでしょう。
虫歯などの問題がなければ、再装着ができます。
外れた冠を、瞬間接着剤などで自分でつけたりしないでください。
ほとんどの場合、ご自身では元通りには接着できていません。
使えるかぶせものが使えなくなりますし、歯自体がダメになることがあります。
早めに歯医者に行かれることが一番です。
ご存知のように、歯の頭の部分にはエナメル質があります。
エナメル質は体の構成部品(?)の中では、最強のもので、
歯を守るヘルメットのような役割だといえます。
家にたとえると、屋根や外壁のようなものですね。
しかし虫歯を治療して、歯にかぶせものや埋めものをするということは、
残念ながら、エナメル質を削り金属などに換える治療です。
と言うことは、かぶせものが外れている状態は、屋根がなくなった家のようなものです。

放って置くと、露出した象牙質では急速に虫歯が進んでしまいます。
神経がある歯は、しみたり痛くなってきます。
神経がない歯(神経を取ってある歯)は、外れても症状がないときが多いのですが、
痛くなくても虫歯はどんどん進みます。
まだ使える歯でも、長く放って置くと抜歯しなくてはならない場合もあります。
さらに、隣の歯が倒れてきたりして、全体のかみ合わせに悪い影響を及ぼすことにもなります。
もし、外れた金属冠などがある場合は、持参されるといいでしょう。
虫歯などの問題がなければ、再装着ができます。
外れた冠を、瞬間接着剤などで自分でつけたりしないでください。
ほとんどの場合、ご自身では元通りには接着できていません。
使えるかぶせものが使えなくなりますし、歯自体がダメになることがあります。
早めに歯医者に行かれることが一番です。
2008年08月07日
かぶせものが外れて、、その1
皆さんも経験があると思いますが、歯に被せていたものが外れてしまったらというお話です。
さていくつかのケースを考えてみましょうね。
まず、食事中に、外れたものを飲み込んじゃった!という場合

上の写真くらいの、あまり大きくない場合は、まず大丈夫でしょう。
食事中でしたら、ほぼ間違いなく胃の中です。
数日で出てきます
ただし、息苦しいとか、喉からヒューヒューと音がするという場合は、気管に入っている可能性もあります。
急いで病院へいきましょう。
歯科医院ではありませんよ。呼吸器科のあるところ、急ぎの場合は救急車で。

上の写真は、ブリッジと呼ばれるものですが、いくつかがつながっていますね。
小さい入れ歯なども同様で、飲み込むのも大変なくらいの大きさですが、、万一飲み込んだら、、
スムーズに出てこない可能性がありますから、内科、胃腸科などで腹部のレントゲンを撮られたがいいでしょう。
できれば、取り出してもらった方がいいですね。
もちろん胃の中にあるうち、出来るだけ早くがいいです。
お年寄り、子供さんなど、かぶせものに限らず、喉にものを詰まらせる場合がありますから、
そういうときの、対処法(ハイムリッヒ法)など、ちゃんと覚えておくことは大事だと思います。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec24/ch299/ch299d.html
ネットで、調べられます。「ハイムリッヒ法」「応急処置」などで、検索するといくつも出てきます。
ちょっと話は、それますが、
まだちゃんと咀嚼できない小さいお子さんのいる家庭には、ピーナッツなどは家に置かないようにしてください。
ピーナッツなどは、気管に詰まると膨張して、非常に危険な状態になります。
なんか、怖いお話になってしまいましたね。
しかし、普段の生活で、外れた冠などが、気管に入る可能性は非常に低いものです。ご安心を。
ほとんどの場合、外れたかぶせものは、お口から取り出せると思います。
そのような場合のお話は、また次回に。
さていくつかのケースを考えてみましょうね。
まず、食事中に、外れたものを飲み込んじゃった!という場合

上の写真くらいの、あまり大きくない場合は、まず大丈夫でしょう。
食事中でしたら、ほぼ間違いなく胃の中です。
数日で出てきます

ただし、息苦しいとか、喉からヒューヒューと音がするという場合は、気管に入っている可能性もあります。
急いで病院へいきましょう。
歯科医院ではありませんよ。呼吸器科のあるところ、急ぎの場合は救急車で。
上の写真は、ブリッジと呼ばれるものですが、いくつかがつながっていますね。
小さい入れ歯なども同様で、飲み込むのも大変なくらいの大きさですが、、万一飲み込んだら、、
スムーズに出てこない可能性がありますから、内科、胃腸科などで腹部のレントゲンを撮られたがいいでしょう。
できれば、取り出してもらった方がいいですね。
もちろん胃の中にあるうち、出来るだけ早くがいいです。
お年寄り、子供さんなど、かぶせものに限らず、喉にものを詰まらせる場合がありますから、
そういうときの、対処法(ハイムリッヒ法)など、ちゃんと覚えておくことは大事だと思います。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec24/ch299/ch299d.html
ネットで、調べられます。「ハイムリッヒ法」「応急処置」などで、検索するといくつも出てきます。
ちょっと話は、それますが、
まだちゃんと咀嚼できない小さいお子さんのいる家庭には、ピーナッツなどは家に置かないようにしてください。
ピーナッツなどは、気管に詰まると膨張して、非常に危険な状態になります。
なんか、怖いお話になってしまいましたね。
しかし、普段の生活で、外れた冠などが、気管に入る可能性は非常に低いものです。ご安心を。
ほとんどの場合、外れたかぶせものは、お口から取り出せると思います。
そのような場合のお話は、また次回に。
2008年06月11日
バイオフィルム(スライムシティ)

バイオフィルムについては「歯垢の正体その2」でも書きましたので、
やや重複するところがあると思います。
さて、なぜバイオフィルムについて何度も説明させていただくのかというと、
虫歯、歯周病は「バイオフィルム」感染症であるということが、判ってきたからなのです。
昔から細菌学の研究者たちは、試験管やシャーレの中の浮遊する細菌の研究を主にしてきたのですが、
近年、バイオフィルムという形態が解明されることで、
浮遊する細菌とは非常に異なった性質、振る舞いをすることがわかってきたのです。
では普段聞きなれない「バイオフィルム」とはいったいなんでしょう。
「バイオフィルムとは物質の表面に付着する粘着質の膜(スライム)で囲まれたさまざまな微生物の集合体」です。
全ての細菌の99%はバイオフィルムの中で暮らしているといわれます。
身近なところでは、排水口のヌメリ、しばらく花を生けていた花瓶の中の薄い膜、川原の石の表面のヌルヌル、、、
そして歯の表面に付く歯垢、清掃をしていない入れ歯の表面のヌルヌルなどです。
そのバイオフィルムの中には、さまざまな微生物が共同生活をしていて、
ただ寄り添っているだけではなく、情報を交換し、それぞれの産生物を利用しあい、
その中では、栄養素、水、酸素、酵素が行きかい、それはさらに発達し広がっていくのです。
まるでひとつの都市(スライムシティ)のような状態なのです。
そしてバイオフィルムには、抗生剤や殺菌剤が効きにくく、
人の防衛部隊である白血球や抗体にも強い抵抗性を持つようになるのです。
では、そのような「バイオフィルム感染症」である虫歯や歯周病を予防するためには、
バイオフィルムである歯垢(プラーク)を除去することがどうしても必要となります。
ではどうすれば、口の中のバイオフィルムを破壊,除去できるかといえば、
強い殺菌剤や洗剤は、お口の中に使えませんから、現在では、ブラッシングで物理的にかき落とすしか無いのです。
ただしブラッシングのみではバイオフィルムは、十分に落とすことは出来ません。
歯科医院での、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と言われる
歯科医院で受ける清掃を定期的おこなう必要があるといわれています。
将来、お口の中でも使えるような安全性のあるバイオフィルムを破壊する薬が開発されるかもしれません。
その時までは、お家での丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的な清掃に、期待するしかなさそうです。
治療のために歯医者に通うのではなく、予防のために歯医者に通うという意識改革を、是非されるといいかと思います。
2008年06月10日
バイオフィルム
今回は、虫歯菌・歯周病菌についてのお話です。
虫歯や歯周病は細菌による感染症だというお話は何度かしてきました。
そして、どこの歯科医院に行っても、歯磨きが大事ですよと言われますね。
しかし、この科学が発達した現代、原始的に(?)ブラシで磨くよりも、
なにかクスリで虫歯菌や歯周病菌をやっつける方法がないのでしょうか?
歯垢(プラーク)については、以前お話しましたが、細菌の塊なのです。
お口の中には400種類以上の細菌が、平均でも2千億個いると言われます。
数十年前から、歯垢の中のどの細菌が、虫歯や歯周病の原因菌なのか、
いわば犯人探しの研究が行われてきました。
そして数種類の菌が特定されてきました。
当然、研究者たちは考えました。
「犯人(原因菌)さえわかれば、抗生剤やワクチンで虫歯や歯周病は撲滅できるはずだ」
20年ほど前ですが、ある大学の予防歯科学の助教授とよく話をする機会がありましたが、
「今、アメリカでは、虫歯ワクチンが開発されている。実験結果も良好だとの話だよ。
もうじき、子供たちにワクチンをすれば、虫歯がない世の中になるよね。」
とおっしゃっていました。
ところが、研究室の試験管の中では、よく効く薬も、実際のお口の中では効かないのです。
お口の中の何かが、薬が効かない状態を作り出していたのです。
そして近年、バイオフィルムと呼ばれる細菌の複合体というべき形態が解明されてきました。
一個一個の状態では弱い細菌も、バイオフィルムと呼ばれるいろいろな細菌の複合体になったときに、
抗生剤や殺菌剤、体の免疫機能まで効き目が無いような強さを持つことが分かって来たのです。
次回、バイオフィルムについてもう少しお話します。
2008年05月28日
口臭 bad breath

今回は、口臭のお話です。
英語では、bad breath と、そのまんまですね。
口臭の原因の90%は口の中にあるといわれます。
まず、ちゃんと押さえておきたいことは、口臭が全くない人はいないということです。
つまり、気にしないでもいい口臭もあるということです。
誰でも、朝起きた直後、空腹時、緊張時には口臭を感じることがありますが、
これは唾液の減少と関係があります。
歯を磨いたり、うがいをしたり、ガムを噛んだりすればすぐに減少するもので、
気にする必要は無いでしょう。
胃が悪いと、口臭がするというのも、間違いでしょう。
ゲップをすれば臭いがしますが、普段は胃とお口の間は閉じられていますからね。
ニンニクやアルコールを摂取した後は、確かに臭いますが、
これは肺からの呼気に含まれているもので、歯磨きをしてもとれません。
時間が経てば消えますから、これも気にしなくていいでしょう。
気になるレベルの口臭の原因は、虫歯、歯周病、歯石、口腔乾燥症、入れ歯の清掃不良、などが考えられます。
虫歯や歯周病があれば、治療しましょう。歯石も定期的に歯医者でとりましょう。
虫歯や,歯周ポケットの中の細菌が口臭の大きな原因となります。
もちろん、歯磨きが大事です。
口臭が気になる方は、思い切って、一日に一度でいいですから、10分から20分、歯磨き頑張ってみませんか。
そのくらい磨けば、80%くらいプラークを減らすことが出来ます。
歯周病も口臭も、ずいぶん改善されるはずです。口内炎も起きにくくなるといわれています。
また唾液の分泌も大きく関係します。唾液には洗浄作用、殺菌作用、粘膜保護作用があります。
つまり口臭に関しても、お口を閉じること、よく噛んで唾液をたくさん出すことが大切ですね。
2008年05月23日
歯が溶けちゃう その2
今回も、虫歯じゃなくても歯が溶け出す「酸蝕症」のお話です。
普通、お口のなかは、唾液の力で、中性(ph7)付近に保たれています。
食事をすると、口腔内は酸性に傾きます。
その酸性状態は、唾液の力によって中性に戻されることを繰り返します。
詳しくは、「唾液、エライ!」の記事に書いています。
歯のエナメル質はph5.4以下で溶け始めます。(低い程、酸性です)
乳歯や象牙質はもっと高いphでも溶け始めます。
コーラやレモン果汁はph2.2〜2.5くらい,乳酸飲料はph3.1程、
イオン飲料はph3.5前後、みかんジュースph4.0前後。
黒酢は5倍希釈でph3.3、10倍希釈でph3.8、
ワインもph2.8〜3.8と強い酸性ですね。
上記の飲料でも、コーラなど砂糖が多いものは、虫歯菌からの酸も歯を溶かしますから、
ダブルパンチですね。
体にいいと言われる「酢」やビタミンCなども、
あまり頻繁に取ると歯が溶けてしまう酸蝕症になってしまうことがあります。
気をつけて頂きたいのは、だらだらと時間をかけて飲んだり、寝る直前に飲んだりしないことです。
飲んだら、出来るだけ水を飲んだりうがいをしたりして酸性度を下げてください。
重曹を水に溶かしてうがいをし、中和するという方法も効果があるみたいです。
エナメル質を強化するフッ素も効果的でしょう。

虫歯は、歯の溝や、歯と歯の間とか磨きにくいところに出来やすく、穴が中で大きくなるような進み方をしますが、
歯酸蝕症は、歯の表面の全体が解けていく進み方をしますから、気がつきにくいと言えます。
エナメル質が解けますから、なかの象牙質が透けて見え、黄色くなってきます。
飲食に心当たりがあり、歯が薄くなったような感じで、知覚過敏がひどいなどの方は、ご注意を!
普通、お口のなかは、唾液の力で、中性(ph7)付近に保たれています。
食事をすると、口腔内は酸性に傾きます。
その酸性状態は、唾液の力によって中性に戻されることを繰り返します。
詳しくは、「唾液、エライ!」の記事に書いています。
歯のエナメル質はph5.4以下で溶け始めます。(低い程、酸性です)
乳歯や象牙質はもっと高いphでも溶け始めます。
コーラやレモン果汁はph2.2〜2.5くらい,乳酸飲料はph3.1程、
イオン飲料はph3.5前後、みかんジュースph4.0前後。
黒酢は5倍希釈でph3.3、10倍希釈でph3.8、
ワインもph2.8〜3.8と強い酸性ですね。
上記の飲料でも、コーラなど砂糖が多いものは、虫歯菌からの酸も歯を溶かしますから、
ダブルパンチですね。
体にいいと言われる「酢」やビタミンCなども、
あまり頻繁に取ると歯が溶けてしまう酸蝕症になってしまうことがあります。
気をつけて頂きたいのは、だらだらと時間をかけて飲んだり、寝る直前に飲んだりしないことです。
飲んだら、出来るだけ水を飲んだりうがいをしたりして酸性度を下げてください。
重曹を水に溶かしてうがいをし、中和するという方法も効果があるみたいです。
エナメル質を強化するフッ素も効果的でしょう。

虫歯は、歯の溝や、歯と歯の間とか磨きにくいところに出来やすく、穴が中で大きくなるような進み方をしますが、
歯酸蝕症は、歯の表面の全体が解けていく進み方をしますから、気がつきにくいと言えます。
エナメル質が解けますから、なかの象牙質が透けて見え、黄色くなってきます。
飲食に心当たりがあり、歯が薄くなったような感じで、知覚過敏がひどいなどの方は、ご注意を!
2008年05月22日
歯が溶けちゃう

今回は、健康志向の皆さんにも、ちょっと知っていただきたいお話です。
さて、虫歯がどのような仕組みで起こるのかは、皆さんご存知ですよね。
砂糖がお口の中に入ると、虫歯菌が砂糖を取り込み、強い酸を出します。
その酸によって歯が溶けていく現象ですよね。
つまり、虫歯菌がいなければ虫歯にはならないということです。
砂糖を制限し、プラーク(歯垢)を除去し、虫歯菌を減らすことは大切です。
ところが、虫歯菌に関係なく歯が溶けていくことがあること、ご存知でしょうか?
虫歯菌が出す酸ではなく、飲料や食物そのものの酸によって、歯が解けてしまうのです。
これは「酸蝕症」(さんしょくしょう)と呼ばれます。
(ちなみに虫歯は「齲蝕症」(うしょくしょう)と言います。)
この酸蝕症は、近年急増しているといわれます。
原因となる食物には、皆さんが驚くようなものがあります。
コーラなどの炭酸飲料はもちろんですが、レモンなどのビタミンCが多く含まれる柑橘類、
ビタミンCのサプリメント、黒酢(酢)、リポビタンなどの滋養強壮ドリンク、
白や赤ワイン、柑橘類のジュース類、飲む温泉水などなど。
皆さんが健康のためと思われて飲まれているものでも、
頻繁に摂取すると、歯が溶けてしまうものがあること、気をつけてください。
そのほかに、拒食症、過食症などの摂食障害、逆流性胃腸炎などの人は、
胃酸により酸蝕症になります。
次回、酸蝕症について、もう少し詳しく説明します。
2008年05月16日
ホワイトニング

芸能人は歯が命というのがありましたね。(古!)
別に、芸能人でなくても白い歯というのには憧れる方が多いのではないでしょうか。
歯の色は個人差があり、また年齢とともに黄色くなってきやすいですね。
歯の色はエナメル質より内側の象牙質の色に左右されますから、
歯磨きだけで白い歯にすることには限界があります。
歯を白くする方法として、歯を削って白い人工の歯をかぶせるという方法と、
自分自身の歯を薬で漂白するという方法(ホワイトニング)があります。
既に人工の歯(差し歯など)になっている場合はホワイトニングは無理です。
被せ直すしか無いと思います。希望の白さに出来るかと思います。
自分自身の歯の場合はホワイトニングの方が無難でしょう。
削る必要がないですから。
ただしホワイトニングには個人差、白さの限界があります。
またホワイトニングは健康保険の適用ができません。
歯科医院によって料金の差がありますので、、、、数万円(アバウトで申し訳ない)で可能と思います。
自然の歯は、ある程度の色があります。
あまり白さを追求しなくてもいいとは思いますが、
歯の色が気になり、コンプレックスがあるようなら、歯医者に相談されてみたらいかがでしょうか。
白い歯というと、新庄選手の歯が有名(?)ですね。
あの歯の白さは「異常」ですよね。わたしには歯に見えないくらいです。
あの白さは天然の歯を白くするホワイトニングでは無理です。
かぶせ物に500万円かけたということですが。
----------- http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/5006
(リンク?のやり方がわかりません)
2008年04月17日
食の記憶

さて今日は、虫歯予防の要素のひとつ、「食生活」のお話です。
「味」は「舌」で感じる、動物が生きるうえで必要な本能的感覚です。
しかし「おいしさ」は、「脳」で感じるものなのです。
この「おいしさ」には、「味」だけでなく、
「見た目」「におい」「噛みごたえ」などの情報も影響します。
しかし、最も重要なのは、子供時代の「食の記憶」が、
「おいしい」「好き」「嫌い」という感覚を大きく左右するということなのです。
子供時代の食体験は長期間、脳に焼き付けられ、
その後の食の嗜好(しこう)や味覚の形成に決定的な影響を与えるのです。
ですから、お子さん達には
薄い味付けで多様な食物の経験をさせ、
それを楽しい体験と記憶させることで、
好きな食べ物を数多く作って下さい。
味が分かり、食事をたのしめる人生を準備してあげる事ができます。
もちろん甘いものは控えめにして下さいね。
その子が、いつも甘いものを欲しがる食嗜好になってしまうと、
虫歯だけでなく、肥満、糖尿病、さまざまな困難が
将来に待ち受けてしまう可能性が高くなります。
責任重大ですね

2008年04月12日
唾液、エライ!

虫歯の予防の要素は、
1.正しい食生活
2.歯磨き
3.フッ素
だと考えています。
皆さんも「わかっているけど、なんとなく漠然としていて、やっぱわからない」
というのが、正直なところでしょうか。
ではこの予防の3つの要素と、前回の虫歯の4つの要素(虫歯菌、砂糖、歯、時間)が、
どのように関係しているのかをお話していきます。
さて、じゃあ「砂糖」と「時間」と「正しい食生活」の関係から、、
清涼飲料水は10%以上の砂糖濃度があります。
炭酸が抜けたサイダーやコーラを飲むとその異常な甘さがわかると思います。
では、その半分の濃度の5%の砂糖水を飲むと、どうなるでしょう。
たった2分後には酸性のph5.5以下になり、歯が溶け始めます。
その状態が20分ほど続きますが、唾液がその酸性状態を中和してくれます。
さらに唾液は、溶けた歯を修復してくれるのです。唾液はエライんです。
このように、お口の中では、
甘いものを食べる(飲む)→虫歯菌が口の中を酸性にする→歯が溶け始める
→唾液が酸性状態を中和する→唾液が溶けた歯を修復する
というサイクルを繰り返しています。
このバランスがうまく維持されてる限り、虫歯にはならないわけです。
では、そのバランスを崩す要因は何でしょうか?
まずは「時間」です。
唾液が、酸性状態を中和し、溶け出した歯を修復するには
「時間」が必要なのです。
間食の回数が多いと、修復が終わる前に、また酸性状態になり、歯が溶け出します。
またアメやキャラメルは、口の中にある時間が長く、いつまでも酸性状態が続きます。
つまり歯の修復が、追いつかない状態になってしまうのです。
バランスが崩れて、修復よりも溶け出す量が多くなり、
目に見えるほどの穴が開いたら、「虫歯」の出来上がりです。
もう修復は出来ません。「治らない」状態になってしまいます。
唾液の量も重要です。
食事の時は、時間をかけて「よく噛む」ことです。
よく噛むことで、唾液の分泌が促進されます。
口呼吸で歯を乾燥させないことも、気をつけて下さいね。
歯を唾液の中に浸していることが大切なのです。
虫歯予防のためには、やはり甘いものを出来るだけ控え、
規則正しい食習慣をすることが一番です。
特に、「量」よりも「回数」を減らし、唾液に活躍する「時間」を与えてやることが大切です。
つまり、饅頭と、プリンと、ジュースと、チョコレートを別々の時間に食べるより、
同時に食べたほうがましだということですね。
胸焼けしそうですが

2008年04月11日
歯磨きをしているのに、、
今日は虫歯の話です。
まず虫歯とは何かをすごく簡単に説明しますと、
虫歯菌は砂糖を取り込んで強い酸を出します。
その酸に一定の時間さらされることで、歯が溶けていく現象です。

この虫歯菌、砂糖、時間、歯の4つの要素が虫歯の発生に関わっていることは、
お聞きになったことがあると思います。
この4つの要素全てが揃わないと、虫歯にはならないわけです。
つまり1つでも完全に無くしてしまえば虫歯にはならないわけですが、
虫歯菌を完全に取り除くことは無理ですし、
砂糖ゼロの生活は現代では考えられませんし、
酸にさらされる時間をゼロにするのも不可能です。
歯がなければ虫歯にならないのは当然ですが、、、
ということは、一つ一つの要素に対してリスクを出来るだけ小さくすることが、
虫歯の予防につながるのです。
「一生懸命歯磨きをしているのに虫歯になっちゃった」
という人は、歯磨き以外に他の虫歯リスクが高いままの可能性があります。
次回からは、虫歯リスクに対しての対策を考えていきます。
まず虫歯とは何かをすごく簡単に説明しますと、
虫歯菌は砂糖を取り込んで強い酸を出します。
その酸に一定の時間さらされることで、歯が溶けていく現象です。

この虫歯菌、砂糖、時間、歯の4つの要素が虫歯の発生に関わっていることは、
お聞きになったことがあると思います。
この4つの要素全てが揃わないと、虫歯にはならないわけです。
つまり1つでも完全に無くしてしまえば虫歯にはならないわけですが、
虫歯菌を完全に取り除くことは無理ですし、
砂糖ゼロの生活は現代では考えられませんし、
酸にさらされる時間をゼロにするのも不可能です。
歯がなければ虫歯にならないのは当然ですが、、、
ということは、一つ一つの要素に対してリスクを出来るだけ小さくすることが、
虫歯の予防につながるのです。
「一生懸命歯磨きをしているのに虫歯になっちゃった」
という人は、歯磨き以外に他の虫歯リスクが高いままの可能性があります。
次回からは、虫歯リスクに対しての対策を考えていきます。
2008年04月10日
治らない
さて、久しぶりの更新です。
今日は、歯医者に行っても、虫歯や歯周病は「治らない」ってお話です。
歯医者の腕が上手下手という話ではありません。
「治らない」とは「元には戻らない」という意味なんですね。
「な~んだ、そんなこと知ってる」という方もあるかと思いますが、
本当に理解されている方は意外に少ないようです。

ご存知のように、虫歯とは歯が溶ける病気、
歯周病は歯を支える骨が溶ける病気といってもいいでしょう。
基本的に、溶けた歯、溶けた骨はもう元には戻らないのです。
唾液には歯の修復の機能がありますが、
それはあくまでも目に見えないレベルの初期の虫歯のお話です。
じゃあ、虫歯の「治療」って何でしょう?
溶けてしまった歯の部分、感染した歯質をきれいに取り除いて、
ほかの材料で埋めちゃう、もしくはかぶせちゃうってことです。
最終的には虫歯で使えなくなった歯は抜いちゃって、
入れ歯やブリッジ、インプラントになりますよね。
「虫歯治療」の目的は、虫歯の進行を止めて、また「噛める」ようにすることなんです。
「歯周病治療」の目的も「これ以上歯周病が進まない」ようにすることなんです。
じゃあ、治療が終わればもう虫歯にならないのか、歯周病はもう進まないのかというと、
皆さんもご存知の通り、なかなか難しいというのが実情です。
虫歯になった歯は、また虫歯になりやすいし、
歯周病もまた進行しやすいからです。
「悪くなっても歯医者で治してもらえばいいや」というのは、
ある意味間違いなんです。
歯医者は「治せない」んですから。
なんだか、悲しくなりますが、「元には戻らない」ことをよく理解してくださいね。
でも、いいこともあるのです。
歯周病も、虫歯も「予防することが出来る病気」だということです。
次回から、その予防のお話を。
今日は、歯医者に行っても、虫歯や歯周病は「治らない」ってお話です。
歯医者の腕が上手下手という話ではありません。
「治らない」とは「元には戻らない」という意味なんですね。
「な~んだ、そんなこと知ってる」という方もあるかと思いますが、
本当に理解されている方は意外に少ないようです。

ご存知のように、虫歯とは歯が溶ける病気、
歯周病は歯を支える骨が溶ける病気といってもいいでしょう。
基本的に、溶けた歯、溶けた骨はもう元には戻らないのです。
唾液には歯の修復の機能がありますが、
それはあくまでも目に見えないレベルの初期の虫歯のお話です。
じゃあ、虫歯の「治療」って何でしょう?
溶けてしまった歯の部分、感染した歯質をきれいに取り除いて、
ほかの材料で埋めちゃう、もしくはかぶせちゃうってことです。
最終的には虫歯で使えなくなった歯は抜いちゃって、
入れ歯やブリッジ、インプラントになりますよね。
「虫歯治療」の目的は、虫歯の進行を止めて、また「噛める」ようにすることなんです。
「歯周病治療」の目的も「これ以上歯周病が進まない」ようにすることなんです。
じゃあ、治療が終わればもう虫歯にならないのか、歯周病はもう進まないのかというと、
皆さんもご存知の通り、なかなか難しいというのが実情です。
虫歯になった歯は、また虫歯になりやすいし、
歯周病もまた進行しやすいからです。
「悪くなっても歯医者で治してもらえばいいや」というのは、
ある意味間違いなんです。
歯医者は「治せない」んですから。
なんだか、悲しくなりますが、「元には戻らない」ことをよく理解してくださいね。
でも、いいこともあるのです。
歯周病も、虫歯も「予防することが出来る病気」だということです。
次回から、その予防のお話を。
2008年03月22日
歯垢の正体その2
さて今回も、歯垢(プラーク)の話の続きです。近年、プラークはバイオフィルムであることが分かってきました。
バイオフィルム?あまり聞きなれない言葉ですが、一体なんでしょう。
バイオフィルム
一般的には、多糖類やその他の有機汚染物質で出来たネバネバした粘性のあるゲルの中に細菌・真菌類等が入り込んで複合体を形成し、何等かの表面に付着した状態のものを、バイオフィルム(生物膜)と総称します。
なんだか分かりにくいですねえ。
身近なものでは、台所の流しや、風呂場の排水口のヌメリもバイオフィルムなんです。
ヌメリと同じく、お口のプラークも歯面に強固に付着します。
そして、そのバイオフィルムの中は細菌の増殖にとても良い環境になります。
また、強力な膜でバリアを作るため、薬剤に対して強い抵抗性を示すのです。
この手ごわいバイオフィルムの中のむし歯菌、歯周病菌が悪さをするんです。
やはりバイオフィルムを除去しないといけません。
排水口のヌメリと同じですから、うがいくらいでは話になりません。
ウォーターピックなどの水流の口腔洗浄器も意味がありません。
ただ高いだけです。買わないようにしましょう。
お口の中ですから、強力な薬剤も使えません。
ブラシで丁寧にこすり落とすのが一番です。
じゃあ、頑張って磨けば、それだけでむし歯も歯周病も防ぐことができるのでしょうか?
残念ですが、歯みがきだけではなかなか難しいんです

もちろん歯みがきはとても大切なんですよ。それは忘れないで下さいね。
つづきはまた次に。
2008年03月22日
歯垢の正体
みなさん、歯垢(しこう)を見た方はいらっしゃいますか?
プラークとも呼ばれていますね。
そうそう、爪楊枝などで歯と歯の間をさぐると付いてくる、
あの白いカタマリです。
あれは何でしょうか?
「食べかす」ではありません。

歯垢を顕微鏡で見てみると、
ほとんどの人がショックを受けます。
丸いヤツや、細長いヤツや、しっぼが付いているヤツや、
動き回っているヤツもたくさんいます。
画面に見えるのはほとんど細菌君達なのです。
お口の中には300種類以上の細菌達が住み着いています。
その数は、普通の人のお口の中に
200000000000匹いるといわれます。
マルが多すぎて分かりづらいですね。
2千億匹です。
あまり歯みがきをしない人には、
その数倍の細菌君達がいます。
すごいですねえ。
ちょっと感動ですよね
でも、あまりびびる必要はありません。
その中には良いヤツもいるんです。
外から入ってくる病原菌などを防御したりしてくれます。
お口にとって、問題は、主にむし歯菌と歯周病菌ですね。
これについてはまたの機会に。
プラークとも呼ばれていますね。
そうそう、爪楊枝などで歯と歯の間をさぐると付いてくる、
あの白いカタマリです。
あれは何でしょうか?
「食べかす」ではありません。

歯垢を顕微鏡で見てみると、
ほとんどの人がショックを受けます。
丸いヤツや、細長いヤツや、しっぼが付いているヤツや、
動き回っているヤツもたくさんいます。
画面に見えるのはほとんど細菌君達なのです。
お口の中には300種類以上の細菌達が住み着いています。
その数は、普通の人のお口の中に
200000000000匹いるといわれます。
マルが多すぎて分かりづらいですね。
2千億匹です。
あまり歯みがきをしない人には、
その数倍の細菌君達がいます。
すごいですねえ。
ちょっと感動ですよね

でも、あまりびびる必要はありません。
その中には良いヤツもいるんです。
外から入ってくる病原菌などを防御したりしてくれます。
お口にとって、問題は、主にむし歯菌と歯周病菌ですね。
これについてはまたの機会に。
2008年03月13日
学級委員は....
姿勢が、かみ合わせや歯並び、さらには顔の成長にまで影響するってご存知ですか?
姿勢が悪いとさまざまな悪影響が出てきます。
昔は立っているときも座っているときにも、親からいつも注意されていたものですが。
悪い姿勢により口呼吸にもなりやすく、下あごや舌の位置も変わってしまいます。
重い頭を支えるために全身的にもバランスが崩れてしまいやすいといわれています。
「学級委員は座高が高い」といういいつたえがあります。 たぶん

たしかに私の経験では、授業中の彼らはピシッと背筋を伸ばしていて座高が高く思えました。
子供なりにも、姿勢がいいと頼りがいがあり、出来る人間に見えていたのかもしれませんね。
姿勢を良くすることで、かみ合わせ、顔つきもよくなり、健康にも良く、人からも信頼され、もしかしたら頭もよくなる。
いいことだらけですね。
2008年03月12日
妊娠したら

「子供を産んだから(妊娠したから)カルシウムを取られて、歯が弱くなった」と言われることがあります。
たしかに妊娠中はむし歯や歯周病が起こりやすいのは事実です。
しかし本当の原因は
★妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加し、むし歯、歯周病が生じやすい口腔内の環境になる。
★食生活が乱れやすく、間食が増えやすい。甘いお菓子などを摂る機会の増加。
★つわりなどでブラッシングがおろそかになりやすい。
などです。
妊娠中のお口の疾患は全身に悪い影響を及ぼします。
歯周病になっている妊婦は、そうでない妊婦に比べて、早産や低体重児出産の確率が7.5倍も高いといわれています。
たとえ妊娠中でも、ちゃんとした食生活やブラッシングに気をつけるとむし歯や歯周病は防ぐことができます。
妊娠中は今までよりももっと、お口の衛生管理に頑張って下さい。
妊娠中のむし歯や歯周病を赤ちゃんのせいにしないでください。
赤ちゃんがお母さんの歯をむし歯にしたり歯周病にしたりはしません。
それどころか、生まれてきた可愛い子供達にむし歯菌をうつしているのは、お母さんの可能性が一番高いのですよ
2008年03月06日
フッ素について
フッ素について、ちょっとだけお話です。
フッ素は、自然界のいろんなところに存在するありふれた物質です。
むし歯予防におけるフッ素の働きは、ごく初期のむし歯をもとにもどす作用(再石灰化)、酸に強い丈夫な歯をつくる作用(耐酸性の向上)と細菌に対する直接作用(抗菌・抗酵素作用)などがあります。
簡単に言えばむし歯菌に対抗して、歯を強くしてくれるお薬と言えるでしょう。
まるで良いことばかりみたいですが、世の中そんなに甘くはありません。
フッ素には、むし歯予防という利点がある反面、体に対する危険性が指摘されています。薬には必ず副作用というものがあるのと同じですね。
これには急性毒性と慢性毒性があります。
大量に体内に入った場合の急性毒性には、吐き気、腹痛、下痢、心不整脈、昏睡等
フッ素を多く含む飲料水を飲みつづけた地域で起こると言われる慢性毒性には斑状歯(エナメル質形成不全)、骨硬化症(フッ素症)など、他にも副作用の報告があります。
といっても歯みがき剤に入っているフッ素が、一日三回の歯みがきで体に取り込まれる量は、湯飲み一杯分の緑茶と同じくらいといわれています。(緑茶にもフッ素は入っているんですね)
それほど神経質になる量ではないかと思います。
当院でもフッ素塗布はやっています。(無料です)
むし歯リスクが高い子供達にはメリットが上回っていると思います。もちろん保護者の方の同意の上ですが。
なんにでも言えることですが、メリットがデメリットを上回っていると判断したときに利用すべきでしょうね。
むし歯リスクが低い方にはお勧めしません。
フッ素よりもシュガーコントロールなど、歯みがきと食生活をちゃんとすることがより大切でしょう。これについてはいつか書きますね。
国や多くの歯科医師から、水道水のフッ素化が提唱されていますが、これは論外でしょう。なにがなんでもフッ素を飲ませちゃうなんて、変ですよね。
総入れ歯の方や、まだ歯が生えていない赤ちゃんになんのメリットがあるんでしょうね。
いま流行のキシリトールについてもちょっとだけ引っ掛かるところがあるのですが、これはまたの機会に。


